夢がかなう暮らし-孫娘とバージンロード-

「孫娘とバージンロードを」
リハビリで叶えた夢

骨折で歩行困難となったゲストを「また歩きたい」と奮起させた孫娘の結婚。
ゲスト、家族、スタッフの三人四脚で向かったバージンロードまでの道のり。

「ウエディングドレス姿がとってもきれいでねえ。本当に幸せでしたよ」
目を細めて話すゲスト。2017年、ゲストの孫娘が結婚式を挙げた。
バージンロードのエスコート役は、ゲスト。「おじいちゃん、歩いているときは平気そうな顔してたのに、その後は泣きっぱなしだったよね」と孫娘に言われ、照れ笑いを浮かべる。
入居当時は、車椅子を使用していたゲスト。
「お孫さんの結婚式でバージンロードを歩くと伺って、私たちも一肌脱ごう、とスタッフ同士で話したんです」とは、ケアアテンダントスタッフ。「急なリハビリで、不安なお気持ちにならないように『今日はレストランまで歩行器を使ってみましょうか』と、徐々に歩く回数を増やしながら、普段の自然な行動がリハビリになるように、心がけました」。


実は1年前、ゲストは尻もちをついたことで腰の骨を折り、リハビリテーション病院に入院した。1カ月半ほどで退院したものの、歩行に対する不安感からその後のリハビリは思うようにいかず、瞬く間にADL(日常生活動作)が低下。それを境に、認知症の症状もみられるようになったという。
「退院後は、母が父を看ていましたが、このままでは共倒れになってしまうと思って」。
心配した長男がグッドタイム リビングを見つけるも、当時は満室。サービス付き高齢者向け住宅へ移った。


「グッドタイム リビングの生活スタイルが、父に歩く自信を与えてくれました」

そんな最中に舞い込んだ吉報が、孫娘の結婚話と「おじいちゃんとバージンロードを歩きたい」という申し出。そこには孫娘の「もう一度歩けるようになって欲しい」という願いが込められていた。 孫娘の思いが呼び水となり、気力を持ち直した矢先、今度は、グッドタイム リビングから空室の報せ。「再び環境が変わることに不安はありましたが、ゲストハウスは自宅からすぐの距離。食事もしっかりしていましたから」と、ゲストはグッドタイム リビングに入居した。


「今度は、山の空気を味わいに行きたいですね」

「私たちの心配をよそに、父はすぐにゲストハウスに馴染みました。スタッフの方の気遣いのおかげです」。長男は、ゲストが入院していた病院に勤める医師。「毎度の食事をレストランで取るスタイルや、ストレッチのクラブがある暮らしそのものが、父のリハビリになると思いました。父の部屋が2階の一番奥だったのもラッキーでしたね。どこに行くにも程よい距離がありますから」と続ける。 「『お孫さんの結婚式、もうすぐですね』とお声掛けをすると、とっても嬉しそうで。バージンロードの練習ですねと言って、廊下を一緒に歩きました」。スタッフのサポートも手助けとなり、目を見張るほどの回復をしたゲスト。結婚式には、スタッフが同行する予定だったが、付き添いなしで大役を果たした。

自信を取り戻したゲストは、次の目標に向かって、今もストレッチやリハビリに励んでいる。「昔、山歩きや秘湯巡りが趣味だったんです。今度は、山の空気を味わいに行きたいですね」と元気一杯にゲストはお話下さいました。